
コロナの影響もあって、昨今はサラリーマンの雇用も安定したものでなくなり、消費税は上がり続けるわ、年金受給年齢がどんどん上がるのに給付額は下がるわで、経済的には全く安心できない世の中になってきました。
政府は取れるところから取るという姿勢で、弱者から税金を搾り取り、また政治家のお友達や大企業には特別な好待遇をしてきました。安倍総理から菅総理に変わりましたが、政府のやり方が今までと変わるということは、ほとんど期待できません。
こんな日本だからこそ、私は不動産投資などで経済的防衛を自分でするべきだと思っており、事実、自分が若いうちに投資を始めたことで、今ではとても助かっているので、実体験を踏まえて皆さんにも是非おすすめしたいと思います。
私が不動産投資をしてよかった点
まずは、私が不動産投資をしてよかったと思う点をあげてみます。
- ◎夜寝ている間にも物件が稼いでくれているので、お金に追われるというネガティブな感覚はありません。出ていくお金も多いが、それ以上に入ってくるお金が多いので心が平静を保てます。
- 本業の売り上げが芳しくない月でも、最低限の生活費は稼げるので、仕事で切羽詰まるということはありません。
- ◎空室が埋まれば、たちまち数万円の収入が得られるので、いつもワクワクしています。
- *もちろん逆に空室が増える不安のドキドキもありますが・・・
- ◎私は銀行借り入れを15年程度で返済するプランを組んだのですが、これは返済し終わってラクになることへの夢が見られるからです。返済中は手元に残るお金が少なく寂しい思いをしてましたが、返済が終了をした物件については、毎月の家賃収入が正味で溜まっていくので、通帳を見るのが楽しくなりました。
- 早く返済を終えるためには、できるだけ若いうちに投資を始めることが肝心です。おじいさんになってからローン返済が終わっても、お金の使い道に困るだけですから。
- ◎少し専門的な話になりますが、お許しを。建物部分については耐用年数というものが決まっており、それに従って減価償却していきます。つまり長年に渡って、お金が出ていかない経費が計上でき、その経費が家賃収入や本業の売り上げから引かれるので節税となるのです。
- もちろん、初年度に多額の支払いをしたものの分割経費みたいなものなので、必ずしもトクとは言えませんが、営業利益が出過ぎた期でも、多少は安心感がありました。
- ◎管理会社、リフォーム会社、銀行など、いろいろなお付き合いができます。当社は不動産会社ですので、当然これらの人脈はプラスになるのですが、一般個人のオーナーさんでもサラリーマンでは得られないような情報が入ってくるはずです。
- ◎社会的ステイタスの高さがあります。相続したものであろうが、融資を受けて購入したものであろうが、日本では投資用不動産を所有することは、資産家と見られます。
年収が1千万円あっても、不動産も無ければ貯金も投資額も少ない人がたくさんいますが、そのような方は浪費家と思われ、逆にマイナス評価になることもあります。
給料のみで年1千万円もらう人と家賃収入で1千万円ある人とは、社会的ステイタスが全然違うのです。
以上のようなことが私が不動産投資をおすすめする理由なのですが、これには物件選びのコツが必要だったのは確かです。私の所有する不動産は、そのほとんどが東京から帰郷して購入したものであり、60歳で亡くなった父も不動産の知識はほぼ無かったので、我ながら物件選びには成功したなあ、と思っています。
スポンサードリンク失敗しない物件選び
物件選びについては、また別の回で詳しく述べたいと思いますが、最も基本なことを言えば、何といっても立地条件が一番優先ということです。ド田舎のバス便しかない築浅アパートよりも、都会の駅徒歩5分、築50年のボロボロアパートを私なら選びます。もちろん、道路が狭かったり事故物件は論外ですが、多少高くとも人が集まるところに投資するべきです。
人口が激減する場所は、これから行政サービスも経済も下火になっていくからです。
不動産投資は有利であるが、リスクもあることを理解する
不動産投資には、日本の制度的に上記に述べたこと以外でも、まだまだトクする面はたくさんあるのですが、当然リスクもあります。
散財したり、騙されたりして破産する人もたくさんいます。でもその多くは自分で勉強せず、不動産営業マンや銀行の言いなりになってしまうことが原因なのです。
次回は不動産リスクについてお話いたします。


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