お金にルーズな人の特徴と、彼らの被害に合わない方法

お金にルーズな人は、どこにも必ずいて、本人がお金に窮するだけでなく、ほぼ確実に誰かに迷惑をかけています。しかし、彼らの多くは被害に合った人の怒りや周辺の批判に鈍感で、他人に借金をすることも、その借金を踏み倒すことにも全く抵抗がなかったりします。
今回は自分の体験も踏まえて、彼らのような人種の被害に合わない対策法を探ってみたいと思います。

お金にルーズな人の特徴

三浦春馬さん(享年30)の遺作となったドラマ「お金の切れ目が恋のはじまり」(全4話)では、三浦さん演じる猿渡慶太が会社経営者の御曹司で、弁当は食べきれなくても数個買い、コーヒーもいろいろな味が楽しみたいからと一度に何種類も買ってしまうという、大変お金にルーズな人の役でした。

このようなバカ御曹司は、世の中に掃いて捨てるほどいるのですが、中には大王製紙のI氏のように、東大法学部卒のインテリなのに、カジノにはまって会社に100億近くの大損害を与えてしまったツワモノもいます。

このような人たちと深くかかわると、こちらが大けがをするので、できるだけ距離を置く必要がありますが、外面はいい人が多いため、なかなか最初は本性が見抜けなかったりします。
では、こちらが被害に合う前に、お金にルーズな人をどのように判別すればよいのでしょうか?
私が知っている限り、以下のような共通点があると思われます。

  • 人付き合いは良いほうで、仕事ができる場合もあり、信用されてお金も貸してもらえる。
  • 借金をするときは、平気で涙を流し、これでもかと言うくらいお世辞を言うが、お金を手にした途端ケロッとしている。
  • 約束を簡単に破る。特にお金に関しては「〇〇日に必ず払う」と言いながら守らない。
  • 時間にもルーズな場合が多く、アポイントを簡単に忘れたり、ドタキャンしたりする。
  • 女にもルーズなことがあり、会社の金を横領して外国女に貢いたバカ男もいましたね。
  • 借金返済は必ず滞納するが、催促しても悪びれる様子がない。
  • 納品した品物代金を請求書通りの金額を支払わない。
  • 家賃などの支払い必ず遅れる。
  • 借金や代金を支払うにしても、彼の中で優先順位があり、厳しい人にはすぐに支払い、優しくしてくれる人には支払わない。
  • 見栄っ張りで、人が集まるところでは、大盤振る舞いをする。酒グセが悪く、自分より弱い人を必要以上に口撃する。
  • 接待をされるなど、他人がおごってくれる場面では、勝手に知り合いを呼び寄せてみたり、とにかく遠慮というものがない。
  • 借金を滞納しても、自分の生活費を削ろうとしない。「借金を返す金がない」と言いながらも平気で新車を買ったりする。

などなど、上記以外にもお金に関しての問題点はたくさんあり、訴えられたら詐欺に該当するケースもあります。

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ルーズな人と関わると受けてしまう金銭被害

彼らとお金のことで関わると、ほぼ確実に金銭被害を受けますが、おおよそ以下のような被害項目が多いようです。

  • お金を貸したが、返してもらえない。
  • 納品した品物の代金を払ってもらえない。もしくは、請求書の金額通りもらえない。
  • 貸家の入居者の場合、家賃を数か月滞納される。
  • 最悪の場合、破産されて全額踏み倒される。
  • 身内や友人だった場合、別の被害者から代わりに弁済を求められる。
  • 身内や友人だった場合、同類とみなされ、周囲から避けられたり、信用度が下がったりする。

彼らは、お金を借りた途端に豹変し、強い態度になります。ですので、返済を迫ると逆ギレされたりもります。
私も実際に経験があり、父が友人に貸したお金がなかなか返してもらえず、私が代わりに返済してほしいと伝えたところ、「なんぼいるんや!」と言い返されたことがあります。私は父ほど優しくないので、「全額分かっとるやろ!」と逆逆ギレし、毎朝彼の会社に催促の電話攻撃をしたら、しぶしぶ返してきました。

お金にルーズな人から被害を受けないために

以上のようにお金にルーズな人と金銭トラブルになると、むこうに悪びれる気持ちが無いだけに、こちらばかりが精神的ダメージを受けてしまいます。ですから、評判の悪い人には絶対に近づかないことなのですが、相手が親戚や古い友人だった場合は以下のように対応しましょう。

  1. 相手は泣きおどしが得意なので、こちらも盛大に泣いて「貸してあげたいのはやまやまだが、こっちも苦しくて首が回らんのだ~」と「こりゃダメだ」と諦めさせる
  2. よくドラマで、数万円を渡して「この金をやるから二度と顔を見せるな」と言うシーンがありますが、ルーズな人は実際はその時だけ感謝して、翌日には忘れてますから全く効果なしです。しばらくしたら、普通にまた借金を申し出にやってきます。
    本当に迷惑なら「お前が借金を申し入れてくるとは思わなかった。残念だが、もう友人ではない。」と縁を切りましょう。実際に本当に大切な友人には、借金の話なんかできないですから。
  3. 銀行のフリーローンとか、消費者金融の連絡先を控えておき、そっと渡してあげましょう。地獄を見ると思いますが、あなたには関係ありませんね。
  4. 親戚には気を付けないと、あなたの親を狙ってくることがあります。昔の人は、困ったときはお互い様という助け合いの精神に溢れているので、すぐ渡してしまいますから要注意です。
    認知症が入ってきたらなおさらなので要注意です。
  5. 当たり前なのですが、必ず借用書を書いてもらい、金利も付けてください。フォーマットはネット上にいくらでもあります。
  6. 取引先の代金未払いであった場合は、こちらも腹を括って、代金が完済されるまで次の納品をストップしてください。さもないと、滞納額はどんどん積みあがる結果になり、最後はこちらが泣くということになります。

とにかくも、お金にルーズな人に好かれようと思ってはいけません。お金を貸し借りするのも商品を売るのも契約なのですから、常に厳しいビジネスモードで臨むべきです。
私はすぐにお金を融通していた祖父や父より、警戒されていたり嫌われていると思いますが、お金を大切にしない人間に疎まれても全く気になりません。
みなさんもどうか、ルーズな人のために自分が窮地に追いつめられるようなことは絶対にしないようにしてくださいね。

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